学生の恋愛が人生を台無しにする訳

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そもそも恋愛とは

 

恋愛という言葉は、日本大百科全書によると、

恋愛は男女の対人関係の一つであって、相手と合一しようとする強い愛情をいう。その根底には強い性的興奮がある。青年期に多くみられる現象で、青年期に性の発達が進み、異性を求める欲求が強まるためと解されている。したがって恋愛は結婚という肉体的関係へのステップだといわれる。そこにまた純粋な恋愛とか不純な恋愛とかという倫理的評価が生じる。

 

と書かれています。

恋愛が活発的になるのは成長期あたりであり、おそらく中高生あたりから恋愛感情が活発になっているというのが分かります。

引用の文章の中に、恋愛は結婚という肉体的関係のステップと書かれています。つまり、結婚の仮契約という捉え方が望ましいかと思います。

しかしながら、この恋愛を純粋に持っている人もいる中、不純に恋愛をしてしまう人も多いわけです。

三大欲求の中に、性欲というのが存在するほど人間にとって、恋愛を求めてしまうことです。これが純粋に求めているのか、それとも不純に求めているのかは人によって様々です。

 

 恋愛を欲求したがる原因

 

快感をより求めてしまうから

 1つは先ほども言った通り、三大欲求の一つであるほど、人間は恋愛をしたがる生物であることです。

これは人間というよりも、生物としては当たり前で、次の世代へと子孫を残すことが生物としての託された課題であると自然に思い込み、それを任務として精一杯果たす習性があります。他の生物の本当の考えは分かりませんが、人間は子孫を残すという目的を通り越して、性的な快感を求めてしまうことが挙げられます。これにより、恋愛感情が欲求として強くなってしまうのです。

 

 恋愛というジャンルに共感を持てるから

 もう一つは、恋愛というジャンルへの共感です。

人には様々な趣味や興味がありますが、大半の人は恋愛ということにも興味を持っております。付き合いが長い人にも、まだ出会って間もない友人にも一番話題を振りやすいのがこの恋愛というものです。自分の恋愛感情や他人の恋愛感情を言い合うことで、様々な人の考え知ることやそれに対して共感が持てるなど話すネタとしてはひっきりなしに使われています。

また、本やドラマ、歌などにも恋愛というのが組み込まれています。例えば、恋愛がテーマであるドラマを見ることで、恋愛内容の理想や対象である方のイメージを想像し、さらなる自分の欲求を高めることができます。さらにこのことを他の人と共感することで、恋愛に対する自分の考えが間違っていないことを勇気づけることができます。

ちなみに、アニメやアイドルに対する欲求もこれらに結びつきます。アニメのキャラやアイドル(声優、俳優を含む)に対して、気持ちが抑えられなくなり、推しメンというのが存在するようになります。大体はこれを、○○オタクといいますね。

 これらのように、人間としての恋愛というのはもともとの子孫を残すという目的からかけ離れています。次に、これらによる起こりうるトラブルを解説いたします。

 

恋愛における数々のトラブル

 

一線を越えて子供が出来てしまう

 

一番注意しなければならないことが、将来のことを考えずに軽い気持ちで行った性行為で子供をつくってしまうことです。子供をつくるということ自体はいたって悪いことではありません。むしろ、人生における最高の出来事であることは間違いありません。では、何故このことが問題になってしまうのかというと、様々な計画性や情報の無さに問題があります。

学生というのは、まだ生活において必要な情報を持っていません。さらに、家族を養うためのお金や、そのお金を稼ぐための労働というものを理解している訳がありません。さらに言えば、作った子供を無責任のまま育成放棄することを当たり前のように考えていたり、妊娠を下ろすことを平気で発言してしまう人も珍しくありません。

このように、無知であり、無計画の人が快感だけを求めて行為をしてしまうと、本来であれば最高の出来事が、人生最悪となる引き金になってしまいます。

 

恋愛の情報が友情破壊の原因となる

 

恋愛の情報を共感し合うことにもトラブルがあります。

例えば、自分の好きな異性を他人に知らせることで、他の人はその情報をまた多くの人に言いふらしてしまいます。その結果、同じ人物のことが好きな人からは邪魔な存在となるため、そこから陰口叩かれたり、いじめの原因となってしまいます。

しかしながら、自分の恋愛の情報を発信しないとなると、コミュニケーションが取れなくなり、今度は友人として付き合いずらくなってしまうことにもなりかねます。恋愛という話が人間として誰とも話せる唯一の話題とまで考えても過言ではありません。

 

と友情として考えられる恋愛トラブルですが、そもそもその友情のために常識にとらわれてしまうのが苦痛であれば、そんな友情は持つ必要が無いと思いますけどね。

 

恋のやりすぎはただの変態

 

ここで、私が高校時代に思い付いた恋の方程式をご紹介いたします。

 

恋=変態÷2

 

この方程式だけ見ても、分からないかと思いますが、下の図のようにすれば何となく分かるのではないでしょうか。

変という漢字の下の部分と態という漢字の上の部分を消して繋げれば、なんと恋という漢字になります。

この、÷2を左辺に移動すれば、以下のような形になりますね。

 

このように、恋を二回以上言う人は、変態であると私は思っています。

本来、恋というのはあこがれの人が出来て初めて芽生えるものです。

しかしながら、「とりあえず誰でもいいから自分と付き合ってくれる人いないかな~」と思っている人は、対象人物のことはそこまで考えずに自分の欲求を満たすことを第一優先してしまいがちです。

学生で、「彼女(彼氏)募集中~」などとにかく恋愛したいことをアピールしている方はおりませんでしたか?

そのような方々は、残念ながら自分の欲求のことしか考えていません。

少なくとも、自分の恋愛アピールしている人を見た方からすればそのように思われている可能性大なので、そのような行為はしない方が良いでしょう。

 

結論:学生は恋愛をほどほどに

 

冒頭にもお伝えしましたが、恋愛というのは結婚までのステップです。したがって、結婚と恋愛を区別している学生は恋愛をするべきではありません。

「将来、今付き合っている人と結婚します」と自信のある方もいると思いますが、学生時代から付き合っていて大人になって結婚しているという人は残念ながら限りなく少ないです。

さらに、中途半端な恋愛でのトラブルとなったり、本来しなければならない学業の妨害となってしまいます。

しかし、それでも恋愛がしたいという気持ちも抑えられないという方も多いと思います。

そのため、自分をコントロールできる範囲で行う恋愛、つまり学生の恋愛はほどほどに行うということがベストなのかなと思います。

大人になっても、恋愛というのが生きていく上で必要不可欠なことというわけではありません。

恋愛というのは、子孫を残すという目的が絶対ということでない限り、幸せに生きるための一つのツールであります。

そのため、恋愛に人生のすべてをささげるという考えは辞めて、幸せに生きていくためにはどうすればよいのか、ということを自分なりに考えれば、本当の幸せにたどり着けるはずです。

恋愛というよりも、本当の幸せについて考えてみてください。

幸せな人生を歩めたらいいですね。

 

ではまたっ!

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