今回は、離島に済まないほうが良い理由をまとめました。
「離島ってどんなところだろう。一度住んでみたい」と考える方は一度こちらを読んでから決めることをお勧めいたします。
そもそも離島って?
この日本で言う離島は、日本本土以外のことです。
日本本土を簡単に言ってしまえば、東京から船や飛行機を使わなくても陸を使って移動できる場所と考えてください。
つまり離島はその逆ということです。
また、沖縄市周辺だけは当てはまったり当てはまらなかったりするので注意してお読みください。
離島をお勧めしない理由
飛行機や船がないと移動範囲が限られる
まず、一番大事なのは移動範囲です。
当たり前ですが、島の周りは海に囲まれているため、基本的に飛行機か船でなければ島の外に出ることはできません。本土からどれくらい離れているかによりますが、飛行機で1時間前後、船で半日以上かかってしまうことも珍しくありません。
さらに、交通費は往復1万円~数万円ほどかかってしまうため、気軽に都会へ遊びに行けたりもできません。
物価が高い
田舎だからと言って物価が安いわけでもありません。むしろ高すぎます。
何故なら、離島まで商品を運ぶためには船か飛行機が必要となるからです。
そのため、都会と比べると10%~50%増しになっている商品も珍しくありません。
本土のスーパーなどで売られている価格は無く、基本定価価格より少し安いくらいと思っておいた方が良いかもしれません。
とくに、冷凍食品はびっくりするほど高く感じるため注意しましょう。
天候が悪くなりやすい
島の周りは海しかありません。そのため、海の水が蒸発して雨になりやすいです。
さらに、天候不安定なため、天気予報があまり役に立たないなんてことが頻繁に起こってしまいます。
もちろん晴れの日もありますが、本土と比べると雨になりやすいと思っておいたほうが良いです。
船や飛行機が止まりやすい
天候不安定になると、当然ながら船や飛行機は運航できません。
そのため、島の外に行く便あるいは島に行くための便が急遽休航となってしまうことも珍しくありません。
そのため、大事な予定が台無しになってしまいやすいので飛行機や船においては天候の運に任せるしかありません。
物流が悪い
天候が悪くなり船や飛行機が休航になってしまうということは、様々な物流が停止してしまうということです。つまり、安定して買いたいものが買えなくなってしまいます。
スーパーなどに行くと、商品棚が連日で何もないなんてことが頻繫に起きてしまいます。
生活不純になりやすいため、商品があれば買いだめしておくことをお勧めします。
虫が多い(特に南側の離島)
自然が多いため、当然ながら自然界の生き物が多く繁殖しております。
ヤモリやヤスデ、さらには見たことのないような大きいゴキブリなど多くの生き物と遭遇してしまうでしょう。
うわさがすぐに広がる
情報範囲が狭いため、村中の情報はすぐ届くものです。そのため、自分の情報や偽情報などは頻繁に飛び交ってしまいます。
「島の人は心が広い」なんてことを言いながら、村八分に逢ってしまうなんてことは珍しくありません。正直、島の人々との交流を控えたほうが賢明かもしれません。
売っている商品や店が極端に少ない
さきほどは不安定な物流の話をしましたが、そもそも離島に売ってある商品はあまりありません。正直、生きていく上で最低限必要な物くらいしかありません。
おしゃれな洋服やよく食べていたマクド〇ルド、よくあるコンビニなど当たり前だと感じていた店は基本ないと思っていたほうが良いでしょう。
大きな離島ならもしかしたらあるかもしれませんが、小さければ小さいほど店や商品が無くなってしまいます。
病院が少ない(医者がいない)
店だけではなく、病院も最低限しかないと思っていたほうが良いです。
急急を要する病気はヘリコプターなどで他の島へ運ばれたり、妊娠をしている方は、出産のときは決められた日にちにお腹を切られてしまうことは日常的です。
医者は基本、出張しに来ている方が多く、島に在住している方は少ないのです。仮に病院があったとしても、その病院にすぐ入れない可能性が高いですし、何よりちゃんと治療できる病院でないことも起こりうる話です。
そのため、体の弱い方や、急なことに心配な方はやめておいたほうが良いでしょう。
島のルールが多い
離島それぞれによって違いますが、島のルールというものが多く存在します。
例えば、都会の方は路上駐車に対する取り締まりが厳しいですが、島の誰もがお構いなしに路上駐車や人の家に勝手に停めるなんてことが多い島も存在します。他にも、お構いなしに人の家に勝手に上がり込んでくるなど、離島の生活になれていない方にとっては恐怖でしかありません。
働く場所があまりないため若者は島から出ていきやすい
離島には、働く場所が少ないため、基本的に若い人は皆都会へ行ってしまいます。
仮に求人があっても、ブラック企業が大半です。
そのため、離島は老人が多く、数十年後はおそらく誰もいなくなるのではないかと予想が出来てしまいます。
娯楽の施設が少ない
離島は、娯楽ができる施設がありません。
映画館はもちろんありませんし、スポーツ施設やカラオケなどもあまりありません。
公園に行こうにも、車がなければ行くにも厳しい家であれば、子供たちは家でじーっと1日が終わるのを耐えるしかありません。
学力のレベルが低い
学力の高い学校は都会の方に集まりやすいため、都会から離れるほど基本的に偏差値が低くなってしまいます。さらに、学力による受験争いなんてのは存在せず、勉強しなくても中学、高校とずっと同じ学校に行けてしまうわけです。
そのため、塾なども少なく大半の学生は勉強しようとはしません。
災害にあったら最悪
災害にあったら、救助に来てもらう必要があります。
しかしながら、離島なため、基本的にあまり優先されません。
救助が来るとしても当分先となる可能性が高いため、人に頼るよりも自分でなんとかしなければいけなくなってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
離島というのは、一見リゾート施設を想像できますが、住んでみたら本当に何もない場所です。
離島にあこがれて引っ越す前に、一度離島に行って視察をしましょう。
また、ホテルと実際に住む家では大きく違うことも予想できるため心して引っ越すようにしましょう。
ちなみに私は絶対に死んでも暮らしたくありません!(離島経験者)
ではまたっ!
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