私が団体指導塾をお勧めしない理由

今回は、私が団体指導塾をオススメしない理由をまとめました。
この記事を見ることにより、理想的な塾を考えることができるかもしれません。
それではご覧ください!
(*ここに書くのはあくまで個人的な意見です。)

目次

本来の塾の姿

最初に、本来の塾の姿について定義しておきます。
本来、求められる塾というのは、
『教育を受けるための環境』です。
しかしながら、学校という組織ができ、
義務教育というルールができたことで誰もが授業を学ぶことが可能となりました。
そのため、塾に求められるのは、『学校では学ぶことのできない内容や形体』を基本的に考えなければなりません。
このことを考えながら次に進んでください。
(*ここでの団体指導塾はハイレベルな進学校向けの授業内容である団体塾を除いています。)

団体指導塾をオススメしない理由

学校と変わらない授業形体

学校では基本的に団体授業にて教育を行っています。
そのため、学校の授業についていけている生徒にとって集団指導塾は、場所と先生が変わっただけで同じところを再度聞いているだけの確認授業ということになります。
学校の授業についていけない人が団体指導塾によって学習の遅れを取らないようになるなら別に良いとお考えの方もいらっしゃると思いますが、
学校の授業についていけない人は大半同じ形体で行う団体指導塾の授業についていけません。
さらに、学校と同じく団体指導塾でも生徒を指名し解かせられることがあります。
当然答えられなかったら、他の生徒に馬鹿にされることもあるでしょう。
そのため、精神的にもあまり良くないかと思います。

学校と変わらない授業内容

難関進学校向けの塾を除いてほとんどの団体指導塾は学校と同じペース、難易度で授業内容が進んでいきます。
これは、学校の授業についていけない人はもちろん、学校の授業についていける人にとっても効率は良くありません。
仮に、学校の授業についていけない人がついていけるようになったとしても、頭の良い生徒は学校と同じペースや難易度の塾の授業で学力が上がることはありません。

勉強した気になるだけ

塾というところに通うことで自分が勉強しているというモチベーションアップに感じる人が多いかと思います。
しかし、塾に行っても成績が上がらない方は、
勉強している雰囲気を味わっているだけで実際は頭の中に勉強したことが入っていません。
団体指導塾に通っているのに学力が上がらない方の大半は自分が何故授業についていけないのかを理解していません。
その結果、授業を聞いている雰囲気だけ味わい、頭の中で考えずにメモを取るだけ取り、自らが勉強していると思い込んでいるだけです。
塾に通っているのに学力上がらない方は授業中に自分が何を考えているか思い返しましょう。

まとめ

団体指導塾は一人ひとりの学力に合わせて教えられません。
仮に団体指導塾の講師が学力を把握していても、生徒から質問しない限りは一人ひとりに勉強を教える時間もありません。
金額は安いかもしれませんが、学習の効果が得られる可能性は低いです。
本当に勉強をするなら、成績悪い方は個別指導塾または自立(独学)を鍛える塾。
成績が平均以上の方は独学をしながら進学校向けである授業内容の難易度が高い塾をオススメします。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる