「給食を残さず食べろ」と言われた時の対処法

今回は、給食を残さず食べろと教師に言われた時の対処法を説明いたします。

様々な種類の言葉に対する返答例をまとめたので、給食に困っている方は参考にしてください!

目次

お読みになる前に

最後に私の方からお伝えたいことがありますので、最後の文章だけでもお読みください。

給食を残さず食べなさい!

最初は、ストレートに言われた時です。

給食を残さずに食べなさいと言われた時は次のように返答すると良いと思います。

外食したら大人も残している人がたくさんいましたよ!

実際に、外食してみると分かると思いますが、間食している人もいる中、ご飯を残している人も結構いるわけです。

個人的な話になりますが、私が以前レストランで働いていた時、ご飯を残している大人が結構いたのを覚えています。

一番衝撃的だったのが大人数で行う宴会です。子供やノンアルコールでの宴会においてはほとんどの団体客の方が完食していたのに対し、お酒を飲む団体客ほど料理を大量に残していました。(ぱっと見半分くらいは、どのお客様も残していました。)

学校の先生方が集まる宴会(忘年会や辞任式など)を見てみると、完食している教師は見たことがありません。

そのため、ここで考えられる教師としての言い訳は、

  • 大人になったら残しても良い
  • 残さず食べろは給食のみのルール
  • いいから食べろ

のどれかということになります。いずれにせよ大人げない言い訳となってしまうわけなので心のある教師であれば効果抜群です!

お金を払っている親に失礼!

お金を払っている親に失礼と言われた時は以下のような言葉で対処します。

親は残して良いと言ってましたよ

家庭の問題であってあなたが決めることではないですよね?

この二つです!

しかし、これらを言うときは、事前に親に残しても良いか確認をする必要があります。

親から上のような言葉を貰ったのであればおとなしく食べましょう。

好き嫌いは駄目!

好き嫌いという言葉はもはや定番と言えますね。それに対する言葉は以下の通りです。

大人でも好き嫌いやこだわりがある人なんていっぱいいますよ?

あなたは食用の昆虫や食中毒の危険があるものを進んで食べられますか?

好き嫌いは駄目と言いながら大体の人には好き嫌いがあります。さらに、未知の世界である食べ物であればなかなか食べる勇気を持つことが困難に違いありません。

仮に「食用の昆虫を食べらますよ!」と先生が発言したのなら、家庭訪問などのときに高級な食用昆虫のフルコースでおもてなしをしてあげましょう!

作ってくれた人に失礼!

作ってくれた人に失礼と言われたら以下のような言葉を返しましょう。

その分給料をもらっていますよ!

それならもっとおいしく作る様言っといてください

無料で料理を作ってもらう分には食べるべきですが、給食を作っている方はその分給料を頂いているため、給食を作ったという対価はここで支払い済みということになっています。そのため、作っている方に対しては、食べる食べない関係ありません。

さらに、飲食店で考えると分かるかと思いますが、まずい料理の所には当然ながら客は来ません。給食というのはその社会の厳しさを味わうことができないため、味はそれほど重視されにくいのです。ここで言いたいのは、料理を食べる側に全て食べるよう命令するのではなく、料理を全ておいしく食べてもらうにはどうすればよいかを考えることです。そのため料理を作る側にはおいしい料理を提供するよう訴えることが大切かと思います。

アフリカ人(貧困国などに住む人)のために食べろ!

意味が分からない…と思う方もいると思いますが、実際にこのようなことを言う教師は多く存在する物です。その時の対処は以下の言葉です。

…意味が分かりません。ここは日本ですよ?

私が食べても他の人のお腹が満たされることはありません

この少量で幸せを感じているため結構です

逆にこれ以上食べさせられたら迷惑です

まぁ、こんな感じな回答になるのは当たり前ですが一応解説いたします。

例えば、ここ日本でも食事には困っているホームレスの人々が存在します。先生の言葉の通りに従うと、ホームレスの人々のために自分が残さず食べるといった感じです。…意味が分かりませんね。

おそらく、貧困な方々はご飯を食べたくでも食べれないのだから、あなたたちは幸せだと思って残さず食べなさいといった考えかと思います。

でも、だからと言って、アフリカ人を挙げること自体がもはや差別発言だと感じますし、何より、全部食べさせるための理由としては無理がありますね。

ダイエット(食事制限)は体に毒だから栄養を取れ!

ダイエットや栄養による理由で言われた場合は以下のような言葉がおすすめです。

食べるか食べないかは個人の自由です

大人でも自分から栄養が偏った食事をしている方がいますけど、その辺どうなんですか?

給食を完食しなければ誰しも不健康とかそういったデータってあるんですか?

専門的な医者に食事の指導をされているのであれば従った方が賢明であるかもしれませんが、少なくとも食事や栄養に関してそこまで知恵の無い教師にこのような指導をされる筋合いはありません。

専門家でない限りは自分の意志で何を食べるか、栄養を取るのか考えながら食べる方が体の変化を味わうことができ生徒のためになるかと思います。

それでも怒られたら…

これらの返答をしても怒られるのであれば、保護者や教育委員会に相談してみましょう。

そもそも給食を全て食べるようにする指導というのは、ほとんどが教師の単独行動であるためルールでも決まりでもありません。そのため、生徒から意見を言うことは間違ったことではないので、自信を持っていろんな人に相談してみましょう!

良い環境になるといいですね!

ではまたっ!

今回皆様に伝えたかった事

何故今回このような記事を書いたのかというと、大人はご飯を残しても何も言われないのに子供には指示してしまうといったことが起きているからです。

確かに、ごはんを残すことは作った人にも失礼ですし、世界的に見ても食品ロスの問題があります。

しかしながら、私の経験上、ご飯を残すのは子供より大人の方が多いです。私が飲食店で働いていた時、子供ほどよく食べているのに対し、大人は遠慮なしに残してしまっている人が大半です。特にお酒を飲む団体客ほど残していました。

この訴えを多くの人に広めたいため、このような記事を書こうと思いました。

子供に教育するよりも、まずは大人から変えなければ意味がありません。

子供は言われたことを守るというよりも、大人の背中を見て育つものです。

そのためまずは大人から習慣を変えるべきかと思います。

子供たちに偉そうに指示する大人ではなく、子供とともに頑張る大人の方が信頼を得られるのです。

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