英語ができるようになるための鍵“フォニックス”とは

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英語が苦手になる理由

中学から本格的に学ぶ教科である英語。
この教科が苦手となってしまう一番の原因は、スペルと発音がかみ合わないことです。
例えば、abc…ですとそのまま「エイ、ビー、シー…」のようにアルファベット読みをすることで読むことができます。さらに、名前を読むときは、例えば山田という名前であれば「YAMADA」という形でローマ字読みをすれば簡単に読み書きすることが簡単にできてしまいます。この読み方で、pen、ten、Iを読むと、ペン、テン、アイという風に簡単に読むことができます。
しかしながら、例えば、game、sugar、ballといった単語はどうでしょうか。アルファベット読みやローマ字読みのままで読むと、ガメ?スガル?バルル?といった読み方となってしまいます。(正解は、ゲィム、シュガー、ボールです。)
このようにスペルと読み方がなかなかかみ合わなくなり、一つ一つ覚えるのに苦戦してしまい挫折してしまう方が続出してしまうのです。
このようにならないための攻略法が“フォニックス”というものです。

英語を克服できる救世主“フォニックス”とは

フォニックスというのは英語でphonicsと書き、これを日本語訳すると「音声法」となります。
言葉だけ聞いてもイマイチピンと来ない方も多いと思いますが、簡単に言えば英単語を読めるようになる法則です。これを覚えれば約8割の英単語を読めるようになります。

a、b、c、d…とそれぞれで様々な読み方があります。今回はWと関係のあるフォニックスを見てみましょう。
フォニックスはWだけでも以下のようなルールがあります。

w    ウ    有声
wh  フッ   無声
wa  ヲ    有声
war オー   有声
wor アー 有声
wr   ル    有声

ちなみに、この有声無声と書いてあるのは声として聞こえているかいないかの違いです。
無声というのは、例えばwhの発音だと、息を「フッ」と吹きかけるような感じの音です。
それでは、Wを使用している単語を見てみましょう。

w     watch
wh   whale
wa   water
war  warm
wor  world
wr    write

発音をカタカナ読みで書きにくいのでここではあえて書きませんが、ネットにて調べて音声を聞くと、フォニックス通りの音が聞こえると思います。
これらのように、全てのアルファベットがフォニックスという読み方を使用することにより、何となく英単語のスペルと発音がかみ合ってくると思います。

フォニックスの法則に当てはまらない単語が約2割

先ほども申し上げた通り、フォニックスが通用しない単語も2割ほど存在します。
それらの単語は残念ながらやはり頑張って暗記するしか解決策はありません。
しかしながら、8割の単語のスペルがフォニックスにより読めるようになることで英語の難易度が格段に変わってきます。頑張って覚えていきましょう。

フォニックスをもっと詳しく学びたい方へ

Traum塾ではフォニックスについて基礎的なことから学ぶことができます。
お気軽に問い合わせください。

また、ネット上でもフォニックスに関する動画や本などを調べると色々と出てくるかと思います。「まずは簡単にどのようなものなのか調べてみたい」という方はそちらをお勧めいたします。

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