数学の特徴と出来るようになる勉強方法

今回は、数学の特徴と勉強法について解説いたします。
数学がどうしてもできない方は、これを見れば何かしらの原因を突き止めることができるかも知れません。
また、どのように勉強すればよいのかも記載しているので、興味のある方はよろしければ最後まで見てください!

目次

数学は小さな技の積み重ね

数学は他の教科と違い、小さな計算方法の積み重ねです。
例えば、以下のような問題があったとします。

この問題は、中学2年生あたりで学びますが、何も分からない人がこれを解くためには中学二年生の教科書だけを見ても解けるはずがありません。何も問題を解けるか分からない人はこの問題を解くために小学校の算数までさかのぼる必要があります。

どこまでさかのぼればよいのか

ここで、どこまでさかのぼれが良いのか分からなくなり、結果的に数学を挫折してしまう原因となってしまいます。
例えば、単なる凡ミスであれば10問中1~2問ほどの間違えですが、半分以上解けないとなると、問題を解いた人の分からない箇所によってその人なりの考えが大体は見えてきます。
では、どの部分が重要なのかというと、途中計算式です。ここで重要なのは、答えだけをを見て、できるかできないかで判断してはいけないことです。途中計算から、どこまでさかのぼればよいのかを見極める必要があります。この見極める作業は、そこそこの教育のプロでなければ難しいです。
もし、どこまでさかのぼればよいのか分からない方は、どこかしらの個別指導塾をオススメします。

答えより途中計算式

ここで、先ほど出た途中計算式についてご説明いたします。
小学3~4年生あたりまではシンプルな問題だったかと思います。
例えば掛け算であれば、
3 × 4 = 12
のような形で、最初の式の後にいきなり答えが出る形のように、途中計算式が存在していなかったのかと思います。
しかしながら、例えば以下のような式では、
3 + 5 × 2 = 3 + 10 = 13
のように、最初の式と答えの間に途中計算式が発生します。この途中計算式を書いているほど(省略していないほど)問題を解いた人がどのような考えで解いているかが非常に分かりやすくなります。一方、途中計算式を省略している人ほど、数学(算数)がどれほどできるのかが分からなくなってしまいます。テストや入試などで重要となっているのは答えですが、練習問題などは途中計算を重視する方が肝心です。

練習問題を解くときは答えを見ても良い

数学(算数)の問題を解くときに、答えを解き終わってから見る方が多いと思いますが、それは問題がある程度解けるようになったときに使う方法で、途中までは答えを見ながら解いた方が良いです。
先ほども言った通り、一番重要なのは途中計算式なので、その問題の答えになるための途中計算方法が勉強するうえでは一番重要となってきます。
よくある学校や塾の宿題などで答えを教えずに解いて来させるところが多いですが、これをするのは、授業の流れについていけている人だけです。授業の内容が良く分からず、問題の解き方が分からない人から見ると、この方法は解けるはずがなく効率も格段に悪いです。
それよりか、答えと途中計算を細かく書いている問題を何問か解いて、その問題と同じレベルの問題を数問解いてみるなどした方が効率は確実に良くなってきます。

数学(算数)おすすめの問題集

数学のおすすめの問題集は、例題か答えでの途中計算が細かく記載されている物です。
本屋に行って何種類かの問題集を見比べて、途中計算を見ることができる本を買うことを一番お勧めします。

数学は他の教科より覚える内容自体は少ない

数学が一番難しく感じている方も多いと思いますが、実は覚えることはそこまで多くありません。例えば、掛け算の仕組みを理解できれば、それに関係のある問題はすんなりと出来てしまいます。逆に社会や漢字などで考えると、途中からでも授業についていくことができますが、覚えることは多く一苦労となってしまいます。
コツコツと少ない数だけどその部分をしっかりと覚える方ほど数学は向いています。

まとめ

今回は、数学の勉強法についてまとめました。
数学が苦手な方は多いですが、学習方法を理解していればそこまで難しくはありません。
また、答えよりも途中計算式の方が重要です。数学ができない方はまずどのあたりができないかを数学ができるプロに見てもらう必要があります。
文系の教科は空欄の当てはめですが、数学と理科(計算問題)は計算できた時の達成感が非常に良いものです。
数学が苦手な方も克服しようという気持ちを持って数学に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ではまたっ!

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