これを見れば歴史がおもしろくなり重要性が分かる!【子供から大人まで楽しく学ぶ】

今回は、歴史が好きになる学習方法についてご紹介いたします。
子供から大人まで楽しむことができるかと思いますので興味がありましたら是非ご覧ください。

目次

駄目な覚え方

始めは、よく見る駄目な覚え方をご紹介いたします。
ほとんどの方がやりがちな歴史の学習方法は、年号と出来事をセットで覚えることです。
学校のテストでも多いのが、年号と出来事、人物をセットで出題していることです。これにより、今覚えなければならない重要な部分がそのセットの部分であると認識してしまうことです。この覚え方では、年号と出来事をいちいち当てはめて覚える単純作業によって、歴史についての興味や重要さが薄れていってしまい、結果的に苦労することとなってしまいます。さらに、この覚え方では、一番重要な内容の部分が覚えられません。例えば、第二次世界大戦で考えると、主な出来事とその年号は以下の通りになります。

1939年 第二次世界大戦が始まる
・1941年 太平洋戦争が始まる
・1945年 広島、長崎に原子爆弾が落とされ日本が降伏する

これらを一つずつ覚えてしまうと、他の出来事が別の物であると思い込むことや、内容を覚えずに言葉のみ覚えてしまうこととなってしまいます。また、歴史を知っている方からすれば、「省略しすぎ!」と思ってしまうのも無理はありません。しかし、逆に歴史を学んでいない方やあまり歴史について興味のない方はこのくらいの認知でしかない方々も少なくありません。大胆に言えば、歴史の内容を理解できずに、「第二次世界大戦と太平洋戦争ってどう違ってくるの?」といったことや、「結局、この戦争で世界にどんな影響が出たか分からない。昔、大勢の人が亡くなっただけだよね」といった考えとなってしまいます。

おすすめの覚え方

歴史を深く知っていく分かりやすい覚え方として、私おすすめの学習方法をご紹介いたします。その学習方法は以下の通りです。

①歴史の流れを把握する。
➁疑問を見つけ深堀する。
③世界史と日本史を見比べる。
④気になる人物を中心に調べ上げる。

また、上から順番に学習するのがおすすめです。ではここから一つずつ詳しく解説いたします。

歴史の流れを把握する

まずは歴史の流れを把握することです。例えば先ほどの第二次世界大戦で考えると、第二次世界大戦が起こる前の世界の歴史、戦争が起きたきっかけ、戦争中の様子、戦争が終わったきっかけ、戦争終結後の状況、終戦後の戦争の影響、現在での問題という形です。ここで重要なのは、年号は無視することです。歴史の流れを読み取ることで、その内容やイメージを簡単に把握することができます。また、歴史の難しい本や教科書などを見て勉強するのではなく、歴史漫画やYouTubeなどにある解説動画を一通り見るだけで大丈夫です。すべての内容を隅々まで覚えるよりかは、まずは全体的な大体の流れを軽い気持ちで楽しみながら把握する方がおすすめです。

疑問を見つけ深堀する

歴史の流れを学んだ後に、疑問に思ったことを深堀していくことです。例えば、原子爆弾が何故広島と長崎に落とされたのかということです。教科書などには、「広島と長崎に原子爆弾が落とされる」ということしか書いておらず、落とした理由を書いてある教材はあまり見かけません。しかし、この部分を調べていくことでこの時のアメリカの考え、戦略が分かり、さらに戦争のイメージが付いていきます。他にも、第二次世界大戦後にアメリカとソ連の勝利国同士の仲が悪くなったことも疑問に思いますよね。ここでは説明を省きますが、これらのように歴史に疑問を持ってさらに詳しく調べることで、より新しい知識が増えますし、なにより自分から「学びたい!」と欲が出ている証拠となります。

世界史と日本史を見比べる

「日本の歴史と他国の歴史は別物」と思われる方がいると思いますが、実はとても大きな繋がりがあります。例えば、鎌倉時代に起きた元寇について考えてみます。日本史の視点だけで見れば、「モンゴル帝国が日本に攻めてきたけど何とかなった」くらいの認識かと思います。しかしながら、世界史から見ると、今のモンゴルとは違い圧倒的な戦力で世界を制覇しかけ、世界に大きな影響を与えたということが一目瞭然で読み取れます。その後、日本史の視点から歴史を読み返してみると、いかに緊迫した出来事であったのではないかと、捉え方が大分変わってくるかと思います。このように、日本史と世界史の同時期にあった出来事を見比べることや、共通な出来事を探してみるのも歴史の楽しみ方になってくるかと思います。

気になる人物を中心に調べ上げる

ここらで一人くらいは気になる歴史人物が出来てきたのではないかと思います。その歴史人物の人生について徹底的に調べてみましょう。実はこれにより、その人物を中心とした時代の流れや出来事、人物、考えなど全体的に詳しく知ることができます。また、その歴史人物は誰もが知る代表的な人物ではなく知名度が低い人物でも大丈夫です。むしろその方が、有名な歴史を別の視点から見ることで違う考えが出てくるかもしれません。例えば大河ドラマでは、幕末の時代でも様々な人物が主役になっていますね。西郷隆盛、杉文、新島八重、坂本龍馬、篤姫、近藤勇など同じ時代で主役になっている人物が多いです。同じ時代を違う視線から見てみるのも面白い歴史の発見となります。

歴史は全ての分野の軸になる

ここまでの流れで学べた方は、歴史をより楽しく学べていることだと思います。ですが、歴史を学ぶ上で一番大切なことは歴史を知る意味ということです。最後は歴史の必要性についてまとめます。
私自身、学生時代は全ての教科の中で一番歴史がいらないと思っていました。「面白くもないし、覚えて何の役に立つの?」と正直必要性を感じておりませんでした。しかしながら、今改めて歴史を見つめなおしてみると、全ての分野を学ぶ上では歴史は絶対的に学習しなければならないと改めて感じています。経済学や哲学、政治、機械、アートなどは、今後さらなる出来事を予想するためにも歴史を振り返る必要があります。学生においては、テストや受験勉強を理由に歴史を学んでいるかと思いますが、最終的に大人になってからの歴史の重要さを考えなくてはなりません。歴史で何を学ぶべきか、歴史からどのように社会で活かすことができるかを誰しもが考えるべきであると思います。

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