“学問のすすめ”から学ぶ勉強をする理由【福沢諭吉】

Traum塾長
二人は“学問のすすめ”という本を読んだことはあるかな?

ぶたさん
実際に社会の勉強でそういう本があることは学んだけど読んだことはないなぁ

ぞうさん
僕も読んだことないよぉ

Traum塾長
なるほど。
ちなみに二人は学校で勉強を学んでいるけど、勉強を学ぶ意味について理解してる?

ぶたさん
自分の将来の夢に向かうためかな

Traum塾長
まぁ半分正解で半分はずれだね
この本を読んだら勉強しなければならない本当の理由に気付くかもしれないよ

ぞうさん
!?
教えて先生!

目次

学問のすすめ

昔の身分制度は存在しない

Traum塾長
今回は学問のすすめの最初だけしょうかいするね
一番最初のタイトルはこれだよ

天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず

ぞうさん
へ~
でもなんて言ってるかよくわからないや

Traum塾長
簡単に言うと、
賢い人か愚かな人かどうかは、学んだかそうでないかの違いだということだね
つまり、人生成功している人とそうでない人の違いはちゃんと学んでいるか否かってことだよ

ぶたさん
なるほど~

ぞうさん
でも、初めから金持ちの家庭で生まれた人と貧乏な過程で生まれた人の差はあるよ
生まれた環境の運でもあるんじゃない?

Traum塾長
それも結局同じことで、
人は学ばなければ知恵はつかない。知恵がつかなければ愚か者に過ぎないと書いているんだ。
いくら金持ちの環境で育ったとしても、その人が勉強しなかったら次の代には倒産してしまうということ。
逆に、貧乏な家庭で育ってもちゃんと勉強していれば金持ちになるのも可能ということだよ

ぶたさん
つまり、育った家庭のせいにして勉強そっちのけでいると、いつまでたっても愚か者であることには変わりないってことだね

Traum塾長
そうそう
この言葉は誰もが同じ権利を持ち、生まれによる身分の上下はないことを伝えているんだ
だから誰が偉いとかもないんだけど、愚か者になりたくなければ勉強しなきゃ駄目だよ

ぞうさん
なんか勉強しなきゃと思う気持ちが出てきた気がする

ぶたさん
確かに

実学を勉強しろ

Traum塾長
勉強すればなんでもいいというわけではないよ
実は社会において必要な勉強と不必要な勉強があるんだ

ぞうさん

どういうこと!?

Traum塾長
例えば、漢字検定1級を取るとするでしょ?
でも、この資格を取って何か人の役に立つかな?

ぞうさん
でも、この人はちゃんと勉強できるんだなぁって良い印象がつくかもよ?

Traum塾長
じゃあ、良い印象を得るための資格でいいのかな?
実際漢字検定というのは難しい漢字も私は知ってますよ程度のことで
その難しい漢字が役に立つことってないんじゃない?
あるとすればクイズ番組に出るためかもね

ぞうさん
んー…確かに…

Traum塾長
このような社会で使われないことを学ぶのではなくて、ちゃんと社会で役に立つことを学ばないと意味無いってこと
分かりやすく言うと、医学、物理学、経済学など社会に役立つことを実学というんだ

ぶたさん
なるほど~
じゃあ、小学校や中学校で学ぶ授業っていうのは様々な実学において使われていることって認識でいいの?

Traum塾長
そうだね
でも、学校で学ぶ勉強が全てってわけではないから実際に社会で必要とされている学問については自分で調べてみて
案外、新しい将来の夢がたくさん浮かんでくるかもよ

まとめ

Traum塾長
今回は学問のすすめという本の最初の部分だけ紹介したよ
詳しく知りたい人は学問のすすめを買ってみて!
現代語訳しているのが分かりやすくておすすめだよ
それじゃあ今日はここまで!

ぞうさん
早速勉強してくる!
またねー!

ぶたさん
ばいばーい!

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